こんにちは。太田和孝です。

本日の投稿は、7/15開催の「DUO at Gewand Halle」 (ゲバント・ホール)について。

こちらのコンサート(あえてライブとは言いません)、一年以上前から企画しておりました。
見所や、思うところ色々を書いていきます。

読みやすいように、ここは便利な「5W1H」にしたがって書くことにしましょう。

長文読んでられない、と言う方はフライヤーでサクッとご確認の上、サクッとご予約ください

特設サイトはこちら:http://jazzduo.weebly.com/
20170715表

20170715裏

フライヤーで4W程度はカバーされてますね。

さて、あらためて興味のある方は続きをご覧ください。

1.When:いつ
 2017年7月15日(土)
 開場:14時  開演:15時 (18時頃終演予定)

 なぜこの時間設定なのか、も悩みました。
 平日夜のライブ、休日お昼のライブはすでに沢山あるので、そうではない時間、
 そして食事時を外して、じっくり音楽に集中してもらいたい、ということで
 15時スタートと設定しました。余韻に浸りながら夕食というのもまた良いものです。

2.Where:どこで
 会場:Gewand Halle(ゲバント・ホール)
 住所:〒730-0802
    広島県広島市中区本川町2-1-13 和光パレス21 5F
 電話:082-503-1711
​​ WEB:http://gewand.jp/
 
 ジャズライブではありますが、管楽器&ピアノDUOということで、クラシックの演奏会で定評のあるホールを選びました。広島周辺の各ホールを比較検討し、交通の便、開場の雰囲気、座席レイアウトの自由度などから、ゲバントホールに決定。バーカウンターを用意できるのもポイントでした

 そうそう、ゲバントホールの360°バーチャルツアーがあるんです。
 http://www.hiroshima-jp.com/vt/wako/gewand/

 ぐるぐるすると楽しいです。
 天井見上げると気持ち良いですね。
 バルコニー席から見下ろすと中世ヨーロッパの貴族気分です。

 IT万歳! 

3.Who:誰が

 広島を拠点に活動するジャズミュージシャン6人による3組のDUOが出演。
  
 15:00〜 藤井政美(sax) & 鳥岡香里(pf) DUO
 16:00〜 河村貴之(tp) & なかにし隆(pf) DUO
 17:00〜 ゆみゆみ(pf) & 太田和孝(fl) DUO

 メンバーそれぞれのプロフィールはこちらをご覧ください。
 スタジオで撮影したクールな写真もあるよ!
 http://jazzduo.weebly.com/209862843632773.html

 フライヤーには広島を代表する・・・というコピーが入っています。
 自分以外の5人に関しては、間違いなく広島を代表するミュージシャン達です。

 自分については、さすがに憚られますが、

 ・・・代表してます!



 さて、

 この3組は普段からDUOとして活動をしているユニットです。
 そういう意味では「このイベント限りのメンバー」という限定感はありません。
 逆に、活動を継続している2人だからこそ、の演奏をお届けします。

 限定といえば、同じ編成のDUOが3組続けて楽しめるコンサートは珍しいですね。

 各ユニットの考える「ジャズ」とは何なのか、そして管楽器の表現方法の違い、そしてピアニストによって同じピアノが全く別の楽器のように色を変えていく様子を是非じっくりと楽しんで頂けたら幸いです。

4.What:何を

 当日のプログラムを公開。
 スタンダードナンバーから、ジャズの名曲、オリジナル曲まで。
 各DUOが練りに練ったステージを用意しました。

 1. 鳥岡香里(pf) & 藤井政美(sax) DUO
  Down Home (Fred Hersch)
  Free Flying (Fred Hersch)
  Ave Maria (Giulio Caccini)
  Rocker (Gerry Mulligan)
  Skylark (Hoagy Carmichael)
  Hindsight (Cedar Walton)

 2. なかにし隆(pf) & 河村貴之(tp) DUO

  あさぼらけ (河村貴之)
  All Blues (Miles Davis)
  Spiritual (Charlie Haden)
  SKYPATIO (なかにし隆)
  東風 (なかにし隆)
  Sweet Pumpkin (Ronnell Bright)
  ※順不同

 3. ゆみゆみ(pf) & 太田和孝(fl) DUO

  Got a Match? (Chick Corea)
  Serenade to a Cuckoo (Roland Kirk)
  Little Piece in C for You (Michel Petrucciani)
  July 15th (Yumiyumi & 太田和孝)
  Wheel Within a Wheel (Bobby Watson)

 DUOはジャズの中でも、とりわけ奏者同士の駆け引き、インタープレイの面白さが際立つ編成です。
 音の会話、音のキャッチボールを堪能してくださいませ♪

5.Why:なぜ

 広島市内では、ほぼ毎晩どこかのジャズクラブ、ライブハウスでジャズライブが開催されています。このコンサートの出演者も、そんなライブに出演してるメンバーばかりです。そんな中、なぜわざわざホールを借りてコンサートを企画したのか。その辺りをお伝えしておきます。

◆きっかけは一言
 「ホールで、フルコンサートを鳴らしたい」
 きっかけは、一年以上前、ピアニストゆみゆみのその一言からでした。

 「やりたいならやりましょう」と即答してしまったのが全ての始まり…。

 ちなみに、その時フルコンサートという言葉の意味を初めて知りました。

 何事も勉強!
 
◆フルコンサートピアノの音色、音響
 今回使うのはYAMAHAのCF-3というフルコンサートピアノです。通常のライブハウスやホテルにあるピアノよりも一回り大きく、音色や残響、音量などが全く異なります。275cmのボディから響く音は生で聴くと圧倒されることでしょう。

 そんなフルコンサートピアノを3人のピアニストがそれぞれどんな風に鳴らすのか。3人続けて聴くと、はっきりと違いが分かることでしょう。企画側としても、サウンドの違いが明確なピアニスト3人を選んでいます。

 3組聴き終わったら、1組目、2組目の印象がまた変わるかも知れません。そういった味わい方も連続で違う組の演奏が聴けるコンサートならではのものでしょう。

◆管楽器、三種三様
 ピアノは3組とも同じ楽器ですが、管はサックス、トランペット、フルートと異なる楽器です。

 楽器による違いを是非聴き比べてください。もちろん奏者による違いも。

 そういう意味で、吹奏楽からジャズに興味を持った方にもオススメです。
 サックス、トランペット、フルートの表現の幅広さ、可能性を感じられるはずです。

 これを読んだ吹奏楽関係者の方、是非拡散お願いいたします!

◆場所と時間を変えてみる
 ジャズ演奏の本場はやはりジャズクラブ、ジャズバーなどのライブスポットです。
 が、こういった場所には近寄りづらい、という方が多いのもまた事実です。
 広島の場合、ライブスポットのほとんどが歓楽街にあるのも一因かと思います。

 開演時間も夜遅いので、終電を気にしながらの鑑賞になってしまうことも多いようです。
 
 ジャズは好きだけどジャズバーやライブハウスは苦手という方にどうアプローチするか、
 その試みの一つです。

 (※ジャズバーを否定しているわけではありません。選択肢を一つ増やしたいだけです)

◆「音楽」を聴きたい人に「音楽」を届けたい
 近年CDの売り上げは減少する一方で、生演奏のイベント、
 特に大規模な"フェス"への来場数は増加しています。

 身近な飲食店、カフェなどでのミニライブも毎日のように開催されて居ますね。
 演奏があることを知らず、ふらっと立ち寄ったお客様にも楽しんでいただけるという利点もあります。
 僕自身、そういう場所で演奏することも有ります。

 今回はその逆です。ホールなのでふらっと立ち寄る人はゼロです。
 チケットの値段設定も額面だけみると気軽な価格では有りません。
 3時間と長いので、バーカウンターも用意していますが、飲みたいだけの人はこないでしょう。

 その代わり「音楽を聴こう」という人々だけで会場が埋まります。

 コンサートホール独特の、最初の一音が鳴る瞬間の緊張感。

 終わった後の拍手が鳴り始める時の高揚感。

 あの感覚をぜひご一緒に。
 
◆本当のタイムリミットは見えない

 「また今度、また来年、またいつか。」何人とそんな約束を交わしたでしょうか。
 「準備ができてから、落ち着いてから。」何人のミュージシャンとそう話したでしょうか。

 軽い約束、固い約束、いろいろですが、もはや叶わなくなってしまったものも沢山あります。
 ライブスポットの閉店であったり、イベントが無くなったり。

 約束した相手がこの世から居なくなってしまったり・・・。

 いつなのか分からない、タイムリミットが来る前に。


6.How:どのように

 How・・・?
 5W1Hに沿って書いてきましたが、すでに言いたいことは説明してしまいました。

 いや、本当はもっともっと書きたいことがある様に思います。
 
 ただ、全てを文章で書けるなら、もはや演奏する必要はないわけです。

 「How」は・・・。

 当日会場で聴いて、感じて頂ければと思います。

 自分の好きな音楽を、より多くの人に届けたい。
 結局のところ、これは個人的な思いです。

 しかし、幸運なことに、共感してもらえるミュージシャンやライブスポット、
 応援してくださる皆様との出会いが有り、演奏を続けることができています。

 今回の演奏会も、聴いてくださった方にとって価値ある体験となれば、音楽家冥利に尽きます。

 皆様と素敵な時間が共有できますように!